最近、SNSでイタリアワインのご紹介が多いので、ブルゴーニュについても対して書き終わってないのに、バローロについて少しご紹介。
以前、イタリアンに勤めていたのもあり、バローロ、バルバレスコはたくさん飲ませていただける機会がありました。お客様、兄貴分のソムリエは同僚のソムリエ仲間、もちろん業者の皆様や生産者さん。みんながいたからこんなにたくさん飲む機会があったなぁと思います。
ただ、もっと貪欲に経験積めばよかったと今更ながら思っています。でも、そんな気持ちがあるから今、逆に少しづつでももっと学んで発信しよう!なんて思ったりもします。
バローロ
北イタリア、ピエモンテ州のネッビオーロという品種のぶどうのみを使ったワインです。細かく色々規定はありますが、今回は割愛いたします。
イタリアワインの王にして、王のワインなんて言われてます。
今はそれぞれの生産者さんが自分の理想の味を求めて色々試行錯誤しているそうですが、
一昔前は伝統派とモダン派の派閥見たいのに別れていた時期があったそうです。どちらも美味しいワイン作ることを考えていて、やり方や思想の違いだったのでしょうね。
伝統派・・・長期熟成が前提のタンニンが強く堅固なバローロ
モダン派・・・早飲みスタイルでオークのニュアンスと果実味が強い味わいのバローロ
とざっくりいうと分けられていたみたいです。
また、バローロもクリュがあります。ただ、ブルゴーニュのようにグランクリュ やプルミエクリュ のような格付けは公式にはないそうですね。
昔は大商人が所有していたこともあり、いろんな畑のぶどうをブレンドしてたそうですが、いわゆる単一畑のバローロを作り始めた生産者さんがおり、徐々に広まったようです。
今後、公式にグランクリュ のようなものができてくるんですかね?今後が楽しみです。