今回はカベルネ・ソーヴィニヨンについて少し掘り下げようかなと思います!
カベルネ・ソーヴィニヨンとは
フランス南西部にあるボルドー地方が原産でカベルネ・ソーヴィニヨンは比較的、歴史が浅く17世紀にカベルネ・フランとソーヴィニヨン ・ブランが自然交配した品種となります。19世紀後半まで、カベルネ・フランと混同されていたと考えられています。
耐寒性の強さ、病害や害虫に対する抵抗性の強さといった栽培上の長所がある上に品種特有の個性がワインとして表現しやすいです。なので世界中で作られています。実は中国でも美味しいカベルネ・ソーヴィニヨンのワインがあります。
特徴
比較的温暖な気候で水はけのいい砂礫質土壌が適していて、房は小ぶりな円錐型で果実が熟すのにかかる時間が一般的にカベルネ・フランやメルローよりも1〜2週間長くかかります。
色
赤紫色など濃い色調が強く黒に近い赤紫に感じるものもあります。まさに「真紅」の何ふさわしいですね。
香り
冷涼な気候ではカシスの様な香りを持ち、杉、ミント、ピーマンの様な香りもあります。
やや温暖な気候では上記にの香りに含めてブラックチェリー、黒オリーブの様な香りも持ち合わせています。
温暖な気候では干しぶどうの様な香りも出て来ます。
味
パワフルでコクのあり、豊かなタンニンと酸味で飲んだ後も余韻が長く続きます。